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外国人技能実習制度の本当の問題点 [監理団体と送り出し機関、他]

様々な立場の方とお話ししていて、改めて思いました。
イチバン肝心な視点のフォローが新制度においても注力されていない。

ダウンロード.jpg


それは、ズバリ、監理団体の職員の方々の保護?についてです。

そもそも、人が人を監理するのです。

組合の担当職員が、受入企業の経営者を、担当者を、
はたまた実習生を、そして、送り出し機関の担当者を、
監理、管理しなくては、適切な受入は不可能です。


受入企業はもちろんですが、新制度においては、
その担当者の名前も書面に記載されます。
ここも名前を誰か借りてのお話であればともかくも、
これだけ踏み絵をありとあらゆる書面に表記させ誓約を強いているルールです。

ビジネス的な責任のみならず、道義的な責任の重さは、
非常に重要かつ大きなものがあります。


協同組合の担当者こそが、現地面接に付き添ったり、
来日中の諸問題について、矢面に立って対応します。
もちろん、無事に期間を全うした後の帰国後まで。


どこのブラック企業も同じですが、
そもそも営利を追求してはいけない制度事業において、
丁寧に手間暇かけて真摯に取り組めば取り組むほど、
費用も時間も労力も割かれ、コストが見合うはずもないケースがほとんどです。


それでも、優しい育ちの良いマジメな日本人は、
目の前で困っている企業や実習生のために、
一生懸命に諸問題の解決に当たります。

『スミマセン、コストなどが見合わないから、それは当事者同士で解決してください』

なんて、口が裂けても言えません。


結果、ブラック化していきます。


実習生の保護は長年声高に訴えられ続けていますが、
組合職員の保護は、一切ありません。


それなりの所得で厚遇されている方もいらっしゃると思いますが、
実際は、それほど多くもいません。



どれだけ新制度が、その締め付けを厳しくしても、
現実的な扇の要である、担当職員自体が、厚遇されていなくては、
少なくとも子育てや住宅ローンの返済、両親の介護などに、
十分な所得を得られていなくては、絶対に適正な現実は維持できません。



毎月の給与計算など、ルーティン業務の効率化を各団体ごとに
図っているとも思います。

業務分担などシェアすることで、対策しているところもあるでしょう。


ですが、監理費がほぼすべての実習事業において、
その限界はどうしようもありません。


そう、もしかしたら、制度事業の維持を考えると、
この先、監理団体の職員も、その賃金は増加傾向に考えられます。

個々の経験でしか、その適切な対応判断ができにくい業務である以上、
経験豊富な職員は、超絶的に貴重な人財です。


できることなら、監理費も3万から3万5千、4万から4万5千と、
値上がりしていくのかもしれません。


さらには、キャッシュフローが半年以上ずれることを考えても、
今までに築いてきた事業規模があればあるほど、
今後の選択肢が多そうです。

逆を言えば、経験のない親切組合であればあるほど、
失敗も多く、事業が軌道に乗るまでの時間も長くかかることと思われます。


少し話がそれましたが、
組合職員に十分な評価と応じた対価を支払える監理団体こそが、
適正監理の継続が可能な団体として、生き残っていくとも考えられます。


この視点は、法というよりは、法というアウトラインの中で、
いかに上手な経営(運営)ができるかどうかかと。



監理団体こそが、人口減少、少子高齢化による人手不足を
十二分に理解しているはずでもありますので、

組合職員を大切にする監理団体であって欲しいものです。


もし自慢できるような監理団体がいらっしゃれば、ご意見ください。

また、逆に、転職したい方などいれば、それはそれでご相談ください。


お約束はできませんが、案内してみることは可能ですので。


そして、受入れ企業と実習生並びに送り出し機関の方々には、
より良い組合、より良い担当者とのご縁をお祈りしてやみません。





ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


外国人技能実習の新制度における注意事項まとめ
http://gaikokujin.link/blog/751.html




宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

●『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


●『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7


※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
 サイト内のinfoメールアドレス宛に直接メールください。



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外国人技能実習生の失踪は未だに増え続けている [監理団体と送り出し機関、他]

ナゼかはお判りでしょうけれども、未だに外国人技能実習生の失踪が、
大変残念かつ情けないことに、増え続けているようです。

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外国人実習生、失踪最多ペース
YOMIURI ONLINE 2017年04月27日
http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20170427-OYTNT50148.html


13~17年に毎年失踪者が出ている監理団体は14団体あった。


えぇっ???
毎年失踪者って出てくるものなの?

それで監理団体なんてやっていけるの?

企業もそれでいいの?


まったく理解できません!



入管も、よくもまぁ、在留申請を許可し続けてきたものです。



外国人技能実習機構では、今後の新制度への許可などの問い合わせなど以外にも、
こういうけしからん輩の摘発にも、すでに動いている様子です。


本当に、監理できない監理団体は、受入停止にすべきでしょう。


本当に意味が分かりません。

こういうテキトーでいいかげんな協同組合があるから、
不幸の量産は継続され、犯罪も増え、外国人が、関係各所が
外国人を低賃金でこき使っているだの、
強制労働させているだの、
人身売買の隠れ蓑だと、
謂れのない濡れ衣を着せられた目で、見てくる輩がなくならないのです。


おそらくは、時間の問題で、外国人技能実習機構の取り締まりや摘発が、
機能すればするほどに、
少なくなっていくことを期待してやみません。

バンバン摘発していただきたいものです。


こういう事態は、おそらく茨城県だけではない筈でしょう。

全国津々浦々に、いったいどれだけの悪質監理団体があるのでしょうか。

失踪者の数は、今でも増え続けているとの事実に、
いったいどれだけ制度理解もなく、身勝手な受入先があるのでしょうか。


失踪者は簡単にもっと悪質な犯罪者へと転がり落ちていくケースが多い。
こういう輩を野放しにしているから、犯罪者も多くなってしまうのです。

警察も、失踪の届け出があったら、
ちゃんと探す労力を、今まで以上に払うのは当然でしょう。

外国人を見かけるたびに、職質する程度は、あって当然ではないかと思ってしまいます。
*まともな子たちであれば、何の問題もないでしょうからね。


ええかっこしいでもなく、偽善者ですらないつもりですが、
それでも、売春と同じです。
効果的なのは、買う側に問題を意識させ、
罪を罪として犯罪者として罰を実行し、
広くその意識付を認知させることは、
確かに現実的に有効な手段なのでしょう。


悪い輩は、悪い輩同士で自然と手を組み、
ぼろ儲けに精を出します。



ビジネスとして考えてみても、事業は継続してなんぼ。

適切な受入に励むよう、新制度へもちゃんと適応していきたいと思います。




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対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
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失踪した外国人技能実習生の行く末は・・・ [監理団体と送り出し機関、他]

外国人技能実習生だけでなく、留学生でも何でも、
失踪した場合、行きつく先はろくなものじゃありません。

ダウンロード (1).jpg


茨城・坂東の白骨化した遺体は中国籍の技能実習生
NHK NewsWeb 4月3日 19時53分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170403/k10010935861000.html


外国人は、雇用主や受入先があって初めて入国できる仕組みです。
*永住権保持者や定住者、日本人の配偶者など除く。

そして、その所属先の管理下から離れ、身元の所在が分からなくなると、
失踪として、失踪届を警察に届け出ます。

実習生であれば、監理団体を通して、入管にも報告します。


それでお終い。


誰も本気で探しません。

記事のように、事件になれば、警察も捜査を始めますが、
単に失踪しただけでは、その個人を特定して、TVで見るような
検問をしたり、警察署に顔写真を張り付けられたりして、
捜索されるようなことはありません。


つまり、完全に法の管理下を離れます。

これが、どれほどに危険な事かは、当の本人は全くわかっていません。

記事のように、殺されて初めてわかるのでしょう。
時すでに遅しですが。


今回のように、殺されるまではなかったとしても、
犯罪行為などに巻き込まれることはほぼ間違いないでしょう。

偽造の在留カードで携帯端末を購入したり、
そういった売買の片棒を担いだり、
地下銀行であったり、
不法滞在者として、ビクビクしながら、
悪質なブローカーの網にかかり、
足元を見られて、生活のためにもっとひどい低賃金で働かされるのでしょう。
女性などは、間違いなく、カラダを売らされることも。

悪人にしてみれば、これほど勝手のいい人間という材料はありません。

奴隷のように使おうが、臓器密売しようが、
殺して埋めてしまえば、ドラム缶にセメント流し込んで海に捨ててしまえば、
誰も騒ぐことなく、事件にすらなりません。

だって、失踪している人が失踪したままなだけですから。


監理団体も受入企業も、失踪した外国人の行く末の責任まで、
到底見れませんし、見なくてはならない責任もありません。


そんな簡単な想像力すらないのが、外国人です。

そして、そう陥ってから、初めて助けを求めます。

遅いっての。


そんな身勝手な外国人に、今後、監理団体も受入企業も、
今まで以上に、手をかけ、しつけや教育指導が必要となります。

なぜならば、失踪者が出る監理団体や受入企業には、
制度のメリットを享受する資格は得られないからです。

例え、監理団体のや受入企業のせいじゃなかったとしても、
イエローカードはレコードにつく可能性も高く、
根本的に、なんでオタクの実習生ばかり逃げるの?ってなるのは、
何も入管のお役人様方ばかりではないでしょう。

そう、送り出し機関も、マークされ、最悪はその国ではライセンス持ちであっても、
日本への入国は拒否される可能性が高くなりそうです。

つまり、今、お付き合いされている監理団体が複数だった場合、
どこかで失踪が多いと、
その付き合い先全ての監理団体に影響を及ぼす可能性もあり得るということです。

複雑怪奇に絡み合う、役割と責任、そのポジションですが、
何はともあれ、制度を俯瞰的な視点から見て、整備を進めることが可能なのは、
日本の監理団体にある立場の方しかいないでしょう。

専務理事さんなのか代表理事さんなのか分かりませんが、
間接的ではあっても、非常に重い責任を負う覚悟がなくては、
とても勤まらない職務ではないでしょうか。

結果、人が死ぬリスクを抱えているということですので。

失踪して喜ぶ人は、悪人だけです。

母国に残した家族も、送り出し機関も、監理団体も、
受入企業も、その職場仲間も、当の本人でさえも。


こういった点は、特に送出し機関が、転ばぬ先の杖を、
きちんと理解させることが肝要です。

目の前のことだけ済ませて、送り出す先も少なくありませんが、
ぜひそういった人を大事にする視点をもって、
その人の出口までの視点をもって、
ある意味イチバン大切な入り口の時点での教育に
取り組んでいただきたいと強く願います。

また、そうさせる動きを、監理団体の運営責任者にも、
強く求めたく思います。



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技能実習生のトラブルはこれからも増え続けるでしょう。 [監理団体と送り出し機関、他]

外国人技能実習生の受入は全国的にもますます増え続けているようです。
ひとえに人手不足、労働力確保に他なりません。

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そして、また不幸なニュースがありました。

タイ人3人逮捕 銚子署捜査本部、殺人容疑で ベトナム人男性刺殺
千葉日報 2017年3月2日 10:06
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/390739


今後もこういった残念なニュースは増え続けることでしょう。
なぜならば、受入人数(分母)が増えれば、事件(分子)も増えるのは当然です。

そして、監理団体職員も、担当者の数が増えれば、
細かな対応等、間に合わなくなるでしょう。

監理団体も職員を募集している求人広告なども見かけますが、
到底あの給与設定では、煩雑かつ経験を求められる長時間強制労働のブラックワークでは
良い人も確保できないでしょう。

結果、細かなメンタルヘルスフォローもできず、
目がこぼれる子たちに、残念な事件発生に拍車がかかるやもしれないということです。


受入企業側でも、人手不足のため、実習生がせっかく来ても、
派遣かと言わんばかりに、監理団体任せなところも少なくありません。

かといって、手をかけさせられるのであればと、
監理費を上げると、客が離れてしまうかもと容易に上げられない現実もありそうです。
一生懸命に『低価格』で『営業』している監理団体もたくさんありますしね。
そして、それに安易に飛びつく企業もかなり多いと思われます。


そんなこんなで、悪循環に入り、事件が増えそうな気がしてなりません。

なんか、不幸を量産することはしたくないので、
私が絡む先では、ご理解いただけない場合、他での検討をお願いしています。
なんだか上から目線のようで誠に心苦しいのですが、
どうしようもありません。


企業努力も一夜にしてスーパーグレートな解決策が現れるはずもなく、
人のお世話はすべからく面倒で時間がかかるものです。
職員の心も疲弊していきますしね。


注:何度も申し上げていますが、
  こちらは私の愚痴ブログですので、
  否定的なことばかり述べることが多くなってしまいます。

  気分を害していらっしゃる方がいれば、
  どうぞ右上の×ボタンで閉じてください。


とはいえ、取り組んでいる受入企業と実習生対応は、
途中で辞めたもできず、不可逆的であるので、
無責任に放り出せもせず、加えて新たな契約も進みます。

現実的に対応できない場合もありますが、
せめてできることはちゃんと取り組み続けたいと思い、
受入企業と実習生からの『ありがとう』の言葉を糧に、
今後も何とか取り組み続けるつもりです。




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監理団体のピンハネ批判!技能実習生失踪の実態だそうですけど・・・ [監理団体と送り出し機関、他]

外国人技能実習生の失踪者は3年で3倍増だそうです。
要因は様々ですが、結局は『監理』している監理団体の責任は
逃げ切れるものではありません。

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その前に、国内の外国人労働者数が100万人を超えたそうですね。
二桁の割合で増加が進むとは、よほど人手不足が深刻かつ
外国人労働者が市民権、彼らも問題なく働いてくれるという認知を得つつあるのかと。


そこへきて、久しぶりに監理団体批判を拝見したので、
触れてみたくなりました。


NHKが「歪曲報道」する「外国人実習生失踪」の実態 - 出井康博
BLOGOS 新潮社フォーサイト2017年01月27日 12:42
http://blogos.com/article/207601/



失踪のきっかけは以下のように記載されていました。


 私は不法滞在者となった元実習生や元留学生の取材もしているが、
 彼らはたいていフェイスブックなどのソーシャルメディアを通じて
 日本国内の同胞から情報を得て、職場や学校から失踪する。
 取材する限り、“ネットワーク”と呼べるほど大規模なものが
 存在するとは思えないが、失踪ルートは広範で、
 撲滅することなど不可能だ。
 番組が取り上げていた中国で偽造されるという在留カードを
 使用するケースは、そのうちの1パターンにすぎない。


ただし、失踪の元凶は監理団体にこそあると。


詳しくは記事をご覧いただければと思いますが、
確かに読む限り、某最大手団体は、実際にはボロ儲けなんでしょうね。

監理費などは相場よりも高く感じますし、
あくまで薄利多売の事業ですので、
多売すればするほど儲かる。苦笑

記事の通りだとするならば、

事前の研修費 2500人以上×14万8300円=3億7千75万円以上

毎月の監理費 2500人以上×59,200円(3年平均)=1億4千800万円以上が毎月!

他にも毎月1万円の会費が必要であったり、入会金も10万円。

なんて羨ましい団体なのでしょうか。苦笑


こんだけ儲かっているのだから、他の監理団体よりも、
幾重にも充実した入り口から出口までのサポート体制が
機能しているのでしょうねぇ。


それに、やはり指摘したくなってしまうのは、

理事長が法務省からの天下り。
専務理事が厚労省からの天下り。


そりゃぁ、入管だって、労基だって、鶴の一声でどうとでもなりますよね。笑

まさか、「事業奨励基金」という名目ならば、
実習生から失踪対策の保証金を取ることさえ許されているとは、
とても信じられませんでした。


でも、受入企業にしたら、よほどの不祥事発覚でもない限り、
巻き込み事故など起きない安心感があるのでしょうか。


しょせん、あまのじゃくな私には、縁のない対岸のことですが、
この筆者が言われるように、あたかもすべて監理団体が諸悪の根源だと
言われるのは、いつも通り納得いかないだけです。


失踪の原因は、本当に様々だと思います。

計算すらせずに借金を膨らまして、いざ来日してから割に合わないと
不平不満を言う実習生、
周りに踊らされてしまう実習生、

実習生を食い物にしか見ていない、送り出し機関の同胞。

未だに外国人なら安く使っても良いという考えの受入企業。

コンプライアンスや受け入れた後の現実をいくら説明しても、
今までの固定観念から抜け出せない受入企業。

そういう全てを監理ができない監理団体。

そして、色々理解していてもちゃんと対応しない監理団体職員。


私も120%できているなんて、口が裂けても言えませんが、
本当にやればやるほど、儲かるものではありません。苦笑


できれば、ご理解いただける方々と、法の許す範囲で、
慎ましく取り組み続けられればと思います。

そして、技能実習制度に凝り固まることなく、
様々な受入手法に取り組み続けます。

貴社のお付き合い先は、大丈夫ですか?

アナタは大丈夫ですか?



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※当ブログでの上記案内記事はコチラ

 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06

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敬愛なる監理団体の方へ。 [監理団体と送り出し機関、他]

色々お疲れ様です。毎日悪戦苦闘の日々をお過ごしかと思います。
さて、2017年、今年はどんな動きがあるのでしょうか。
いや、皆様はどう動いていらっしゃるのでしょうか。

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おそらくは日々の煩雑な業務に追われているのか、
法改正施行後の対策準備に余念なく進めていらっしゃるのか、
様々なことでしょう。


差し支えなければ、差し支えない範囲で、色々情報交換しませんか?

こちらのコメント欄でもかまいませんし、
サイトのフォーラム欄でもかまいません。

http://www.gaikokujin.link/member/cf/sml5j0dr


直接メールいただいても結構です。(ブログTOPページ左上)
*特に匿名とはいえオープンにすべきでない、できない内容は、
 直接メールにてお願いします。


貴組合では、介護の受入に取り組みますか?

そもそも業界は絞っていますか?

どの国を対応してお薦めしていますか?

送出し国、送り出し機関、受入企業数、などなど
今後はどうなっていくと思われますか?
どうしていくべきかとお考えですか?

出稼ぎの現実にどう対処されていますか?

受入企業から別の受入希望企業を紹介してもらった際に、
対応不可能な地域であった際には、
そのままホカってしまいますか?
エリアの問題はどうお考えですか?

今後拡大していきますか?

縮小していきますか?


この業界は、ノウハウや経験値がないとビジネスにならないためか、
どうも横のつながりがなくて、少し寂しい思いをしています。

別に外国人技能実習制度事業協議会なるものを
しゃちほこばって作りたいとは思っていませんが、
個々であっても、様々な意見交換ができればと思います。

個人的には、そんな場をご提供し、よりスムーズな受入へと、
関係各位のレベルアップが図れたなら、
もっとたくさんの方々にとって手間暇が減るのではないかと。


誹謗中傷以外なんでも結構です。

もしかしたら、組合の経営者よりも、
一職員さんのほうがこういうのに飢えてるのかなとも思います。

よろしければ、ぜひご意見ください。






宣伝です。


様々ご関心のある方は、以下よりどうぞ。


『受入企業専用メール配信登録フォーム』

 対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
    また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、逐次配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。


 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y



『監理団体専用メール配信登録フォーム』

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7



※当ブログでの上記案内記事はコチラ

 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-0

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協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。受入企業版も作りました。 [監理団体と送り出し機関、他]

それほど多くはありませんが、当方に様々な相談が届きます。
そんな中でも、対応に困ることがあります。

kao4.GIF


そうだ、監理団体の皆様に相談してみよう。

そう思って、鋭意作成中のサイトに、登録フォームを作ってみました。

つまり、
受入を希望される企業からの相談や、
この監理体制で大丈夫なのか、
などの相談がたまに届くのですが、

特に受入をしたいけど、実際に対応ができないことがあるんです。

そう、私の所在地から遠く離れた先からのご相談です。


私、お付き合い先も数団体ありますが、
それほどまでに業界に広く通じているワケでもありません。
残念ながら顔や頭は無用にデカいんですが。涙

そして、何度も愚痴ってきましたように、
どんな監理団体でもOKだとは、誠に僭越ながら全く考えておりません。

当サイトをご覧の、適切なお受入に日夜奮闘されていらっしゃる方々であれば、
色々相談にも乗っていただけるかと思い、
善意の第三者にお付き合い願える方を募集いたします。

もしかしたら、
○○の地域でお受入の相談があるんですが、どなたかご対応願えますか?
なんてメールをお流しするかもしれません。

ご協力願える奇特な方がいらっしゃるようでしたら、
お気軽にご登録願います。

http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7



また、受入企業の方。
改めてご相談ください。

上述のように対応可能な『適切な』監理団体が見つかるかもしれません。
どうしてもネットだけではなく、リアルに近場で相談できる相手が欲しいのではと、
私だったら思うからです。

それに、もしご紹介した先の監理団体の対応に問題があるようでしたら、
それはそれでこちらでも確認させていただきますので。


また、当ブログやサイトではさすがに公表しにくい情報も、
メールで個別にならば提供が可能かと思います。
セカンドオピニオンとしてご相談いただいた社長さんもいらっしゃいました。

ブログもサイトも、いちいち覗きに来なくてはならないからといった、
利便性の問題もあるかもしれませんね。

ご関心のある方は、以下よりご登録くださいませ。

http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


願わくば、双方の良縁となれば、個人的には嬉しい限りです。



宣伝です。

当記事のリンク先は、こちらのサイト内にあります。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/





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未だ中国人技能実習生の受入を継続されていらっしゃるのですか? [監理団体と送り出し機関、他]

法務省から外国人技能実習生の失踪についての数字の公表があったようです。

話題の中国人の失踪が多い点について、想像の範囲で、
暴露すべき原因を列記してみます。

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とりあえず元記事はコチラです。

消えた中国人 5年間で1万人超 昨年の失踪外国人が最多 治安に影響も
産経ニュース 2016.10.31 07:00
http://www.sankei.com/affairs/news/161031/afr1610310002-n1.html


以下、中国人の失踪が多い原因について、
様々列記してみます。


・今と昔の為替格差、所得格差の縮小

 言わずもがな、10年以上前は、田舎の中国の方は定職にもあぶれ、
 自営の農家のお手伝いをするか、職に就けても月収1万円前後の方が、
 ほとんどでした。
 よって、日本に出稼ぎに来て、当時は日本も残業が溢れていましたから、
 10万円の所得が可能であるならばと、何億人の方々が、
 列を作って並んで待っているほどでした。
 今となっては、出稼ぎに出るほどに魅力的なほどの所得差はありません。

・中国人の気質の問題

 韓国人や中国人に言える割合が高いのですが、
 率直に言って、所得差が十分にあった頃はともかく、
 今では、来日してから給与が少ない、残業がない、
 このままでは借金が返せない、など言いたい放題。
 相手の都合は考えられず、自己中心的な言動になりがちです。
 なんでも従順に従って欲しいというワケではありませんが、
 話し合いすらできない場合、問題があった場合の解決は不可能です。

・送り出し機関の問題

 中国が長く続いたせいか、送り出し機関(公司)の競争が激化し、
 監理団体との付き合いを増やすため、継続維持するため、
 管理費を安く、その分、実習生から多額の費用を支払わせている公司が
 非常に多くなりました。
 監理団体側にとっては、費用面だけ見ればありがたい話ですが、
 来日後に失踪の呼び水となるほどの借金の大きさでは、
 本末転倒です。
 公司は入り口一発もらえれば、管理費なんてもらえたらラッキー程度なのでしょうか。

・賄賂でがんじがらめの監理団体

 中国側の攻勢にハマり、理事長や専務理事などの送り出し機関選別決定権者には、
 個人に対して管理費のバックマージンがあったり、中国に行った時には、
 率直かつ下世話な話ですが、裏で、酒も女も金も、あれもこれもの接待攻勢の嵐。
 美味しい汁を吸うことにマヒした監理団体のトップは、
 中国送り出しを他国に切り替えるなんて、もってのほかですよね。
 ・・・情けない。


以上、ざっと記載するだけでも、クリティカルなことが盛りだくさんです。

*あくまで、私の個人的な想像の範囲ですので、
 個別に中傷しているワケではないことを重ねてお断りしておきます。
 今でも、マジメにコツコツと研鑽を重ねているまともな送り出し機関も
 あろうかと思います。
 誤解なきようご注意願います。


もちろん、中国は広いので、田舎に行けば行くほどに、
スレてない純粋な真面目な純朴な人財も、
まだまだいることとは思いますが、

じゃあといって、送り出しがそこまで真面目に取り組むことに
メリットを考えていないのも現実です。



ちなみに、これも一情報として全部ではないのですが、

中国に見切りをつけた中国の送り出し機関は、
陸続きも含め、
ベトナムの北のほうに資本から入り込んでいるという話も聞くほどです。


上述とは別に、ベトナムも年月が経てば、
似たような経緯をたどりそうな気がして、
実はここ数年、危惧しています。


法改正後、3年実習の出口までを、入り口からつつがなく進めるためには、
どの国を選定して受入を進めるかは、悩むところです。

とはいっても、受入企業側にユニークな事情もあろうかと思います。

先の話も含め、現状のベストを探りつつ、受入を進めていくことが、
現実的ではないでしょうか。


ただ、残念ながら、
とにもかくにも、実習生として中国は、
総合的にも、個人的にも、あまりお勧めはしていません。





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実習生ビジネスって、多面的な多様な視点が必要です。 [監理団体と送り出し機関、他]

記事を見ました。

ベトナムの送り出し機関は軍隊式である。

実習生は借金に縛られている。


う~ん、ナゼそうなっているのか。

その程度は現実にそって適切な度合いなのかどうか。

こういう視点まで取材してから、コメントしていただきたいものです。


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<ルポ>
「外国人技能実習生ビジネス」と送り出し地ベトナムの悲鳴(6)
「軍隊式」と「躾」を好む日本企業
巣内尚子 | ジャーナリスト 2016年8月4日 11時57分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sunainaoko/20160804-00060734/

↑この記事は連載のようですので、様々ご覧いただくのもよいかと思います。


個人的に思うことを述べます。


軍隊式が良いのかどうか。


軍隊は、そもそも人の命を守る、後ろにいる国民の命を守るために、
誰かの代わりに戦う人のための組織です。

それだけシビアな現実がありますから、規律でがんじがらめでしょうし、
規律違反には罰則も厳しいものがあることでしょう。

例えば、建設業の現場なども、ある意味同じことが言えます。

一人の些細なミスが、自身の大きなケガを誘発したり、
周りのスタッフを殺してしまうような事故が、
すぐ目の前にあります。

どうしてそういった行為をしてはいけないのか。
全てを理解して現場に入っている人はいません。

そして、現場での一瞬の行為を止める際に、

 「気を付けてね~、危ないよ~、
 なぜならこうなったらこういうことが起きて、
 こういうシリアスな事故を誘発してしまうことがあるから、
 だから、そういうことはしてはいけませんよ~!」

なんて悠長に、やんわり、丁寧に伝えていられるワケがありません。

事故を起こさせない手法の結論だけを言えば、
実習生においては、

 「現場の指導員の指示に否応なしに従いなさい!」

それだけです。


 「従った後に、納得いかなかったとしたら、
 どうしてあの時、そういう指示があったのかを教えてください」

と聞きなさい。


こういう背景を考えてみると、規律を守る。
規律の重要性、こういったことを、肌感覚で習慣づけておかねば、
いざ日本に来て、現場に入って実習という名の労働を行う際に、
自身を自分で守れなくなります。

警察は、事件が発生しないと動けませんが、

建設現場では、事故があったら、ある意味会社は倒産です。

事故を起こすような会社に発注する元請けはいないから。


ただし、軍隊ではないので、鞭打ちや腕立て100回などの
罰則をさせるまでは、ちょっと違いますね。


程度の問題です。


*ちなみに、日本では自衛隊ですが、軍隊の給金は、
 最低賃金とか関係あるんでしょうかね?苦笑




借金については、何度も触れてきていますが、

ある程度の足枷を作らない限り、失踪もまた増えますし、
稼いで帰らないとって責任感も必要です。
*借金が多すぎても失踪につながりますけどね。苦笑

つまりは、自分さえ良ければ他人はどうでもよい、というのが、
海外の常識であり現実だから。

逃げられる責任は、逃げ切るのが定石ですから。



そう、海外から招聘して雇用する外国人の現実を、
それをビジネスとして取り組む我々のような団体の現実を、
受入る企業が求めるコスト計算を、
様々バランスが取れて、成立し、その維持に努めない限り、
こういうビジネスは成立しません。

外国人はもちろん、日本人だっていざとなれば逃げだしますしね。


記事が指摘している点については以上となりますが、
個人的には、バランスだと思います。

そして、いざとなればすべてが法律が基準となることが、
特にこの人材ビジネスにとっては、
うまく作用しきれない現実があることを、
いかに上手に整理していくべきかが大事なんでしょうね。




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外国人技能実習制度の本来あるべき姿はコレではないでしょうか。 [監理団体と送り出し機関、他]

あぁ、やっぱりこういうスキームが、本来この制度を本当に活かす姿なのかなと。

この外国人技能実習制度には、様々な当事者とその背景の諸事情が複雑に絡み合い、
理屈と現実の間に、どうしても齟齬が生まれてきます。

法律の立場に立てば、おそらくは法律通りに出来ている実態はほぼないのでしょう。


しかし、細かい部分と裏の事情はともかくも、
以下のような事例が本来の理想的な姿ではと思われます。


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震災乗り越え漁業支援 石巻市 西ジャワから実習生150人超 (2016年07月23日)
しゃかるた新聞 (中島昭浩、写真も)
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/30793.html


以下、記事を元に自分でも整理してみます。


ここでの当事者は、漁師とインドネシアの実習生です。

そして、漁師単体ではなく、渡波漁船漁協、牡鹿漁協といった団体。
関係は分かりませんが、船主16人が組織したNPO法人石巻漁業実習協議会。

また、地元の一産業である団体がおそらく働きかけたことで、
行政が実際に動いている。
(いや、お役所を動かすって相当大変だと思います、本当に。)

だから、準当事者として、宮城県石巻市と西ジャワ州。


背景:石巻市が2007年に西ジャワ州と外国人研修・技能実習制度に関する協定を結ぶ

  市が市単位で協定を結んだんですね。

  そして、不謹慎ながらも実の原動力としたら、震災復興支援の建前があったからこそ、
  市も、県や国に働きかけれたし、お役所が動けたのではないかと。


①石巻市がインドネシア実習生候補者に奨学金を支給する。

②候補者は西ジャワ州内の職業訓練高校(SMK)漁業科に入校する。

③漁師の技能を多少なりとも慣れて覚えてきてくれれば、受け入れる漁師も助かる。
 ナゼって、一人で漁には出られないから=労働力として欲しいから。

④帰国後に、就職先があって西ジャワ州の漁業が栄える。


順当なストーリーですね。



結果(目的)

漁師 労働者確保、漁が続けられる

市 漁師が事業を続け、税収があがる、市民のためになる

西ジャワ州 リスクがほぼなく、漁業再興につながる

実習生 出稼ぎができ、帰国後も身につけた技能で稼ぐことができる

・・・ただし、記事後半にあったように、日本の漁で身につけた技能が活かせる環境がない。
はたして西ジャワ州が本当に日本の漁と同じ機械などの環境を整備できるかどうか。

ここが未だできていないことが、そもそも画竜点睛を欠くみたいな気もしますが。

しかし、それでも実習生にとっては、帰国までの生活が安定するため、
機能しているのでしょう。


八方丸く収まることであれば、言葉通りwinwinってことですから、
理想形ですね。

間に入る監理団体は『ごちそうさまです』ってところでしょうか。苦笑


余談ですが、

『実習生らは網などの漁具を一から作って準備を進め、漁の再開を早めたという。』

とあります。

実習制度でいうならば、必須作業などができない、
必須作業に明記されている技能が身につく技能実習計画でなくては、
在留認定の許可は下りないし、
その計画通りに実習が進まなくては、許可は取り消されます。

JITCOの監査など入って、杓子定規ないつもの裁定を公平にしていたならば、
漁具を作る期間によりますが、他の必須作業がとても一年以内に
十二分にできるとは思えず、まして一日8時間労働で済んだのかという疑義もぬぐえず、
不適正な受入と判定されるべきことであったのでしょう。


でなくては、法律をかざして常にイジメられている他の監理団体や受入企業にしたら
やりきれない思いが、どうしても渦巻いてしまいます。苦笑


もう一つ、

『漁業従事者の後継者不足を解消する手段として奨学金制度を提案。
 学習意欲があるにもかかわらず、就学できない子どもたちへの
 経済的な支援を打ち出した。』

実習制度は、後継者育成にその制度趣旨を置いていません。
あくまでも技能移転を手段とした人材育成、国際協力にあります。

制度の活用は、本来の目的の一環とはいえ、
その本来の目的が、直接的に制度に密接にかかわってきています。

これも、杓子定規な縦割りお役所には、看過してはいけないポイントです。

アレだけ口うるさく指導してくるワケですから。



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