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外国人技能実習生の失踪は残念ながらなくならない [技能実習生自身の問題]

昨日一人失踪した子が助けてほしいと連絡があった、、、と、
監理団体の代表理事から聞きました。

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失踪問題は、いくら法を改正し、送り出し機関や、監理団体、
はたまた受け入れ企業を厳しく締め付けても、
おそらくはゼロにはならない問題かと思います。


ナゼ?


答えは「人」だからです。


外国人でも日本人でも、分母として約24万人もいて、
分子となる失踪者がゼロになるなんて、120%ありえません。


主観は否めませんが、
失踪原因のほぼほぼは、来日前にこさえた借金の額面の大きさです。

どの国でも同じですが、送り出し機関もボランティアではないので、
手数料を取ります。

また、途中で失踪しないようにと、保証金や担保なども取ります。
そこに輪をかける人や事があって、返せるはずもない借金の額面の大きさに。

これが、失踪の主たる原因です。

例に出してみるとわかります。

例えば、来日御働き始めて、手取りが残業なしで8万円を保証されていたとします。

手取り8万円から2万円を食費などにて消費し、残り6万円を借金の返済に充てます。

6万円も、1年分12か月もあれば、72万円になります。

実習生として日本に来る外国人の母国から見たら、
相当の額面です。

個人的なメドではありますが、1年は借金返済に回したとしても、
母国との所得差が、4~5倍もあるならば、残り2年分を貯蓄できたとして、
3年半で、結果として母国にいるときの8年~10年分の所得となったなら、
出稼ぎに来た甲斐が、家族と3年半も別れ離れで寂しい思いをしながら、
遠い異国の地で少ない仲間と共に頑張りぬいた意味もあろうかと。


しかし、これが、120万、150万、まして200万なんて聞いた日には、
まったくもって出稼ぎに来た意味がない。

もしくは、手取りが3万円、4万円なんて、土台、計算式すら成立しません。


こういう時系列的な計算が、途上国の実習生で出稼ぎに来たい子たちの頭では、
とてもじゃないけど、まったくできない。

なぜならば、そんなに先のことなど全く見えないから。
想像もつかないから。

母国でも周りには、帰国して活躍する諸先輩方も少なくないけど、
ラッキー?にもまっとうなレールに乗れた子たちの中でも、
ほんの一握り。

どれほど優秀な子であったとしても、乗ってしまうレールによっては、
多額の借金にて来日して実際に生活し始め、その場になってから気づき、
その時点では後の祭り。


過去に遡って、自身に止めておけなんて言えるワケもなく、
片道切符で、結局今の雇用条件では計算が成立しないから、
リスクを取ってでも、もっと稼げるところへの呼び水になびいてしまう。


そんなに甘い水は、どんな国にも時代にもあるはずもなく、
結果、騙され、にっちもさっちもいかなくなり、出元の監理団体に
助けを請うてくる始末。


途上国であるからこそ、近視眼であり、
途上国であるからこそ、来日して頑張ってくれる。



ちゃんと送り出し機関をグリップできている監理団体では、
こういうケースも少ないことでしょうが、
ゼロとなると、特に年間数百人なんてボリュームで運営しているところこそ、
ゼロはあり得ないのかもしれません。



失踪って、本当の怖さをマジマジ感じないと、真剣に危ないんですけどね。

だからこそ、送り出し機関のグリップ力と、監理団体の監理体制、
また、担当職員の良心と真心と手間暇が必要なんですね。

当然、受け入れ企業自身も当事者であることを忘れずに。


逆の立場になって考えて上げられれば、想像力の豊かな日本人であれば、
自然と理解できると思います。

扱ってるのは、「モノ」ではなく「ヒト」です。


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