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ある監理団体の方の心労について [組合などの監理団体について]

ある方から、大変なご苦労話をお聞きできましたので、
実習制度事業を軽々しく考えている方に、現場の現実をお伝えできればと思います。

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監理団体の方からの一方的なお話です。
当然、私が実習生側から直接ヒヤリングできる機会もありませんので、
偏りがあるやもしれませんが、よっく共感でき事実に基づいた顛末と思っています。
また、諸事情にて少しアレンジさせていただいていますこと、ご理解願います。


ある地域で、ある職種で、ベトナムの実習生を受け入れていた先で、
何らかのトラブルが発生しました。

実習生いわく、来日してしばらくしてから、
やれ出勤日が少ない、残業がないなど、自身が身勝手に想定していた給与額に
届いておらず、某所に駆け込み相談をし、入れ知恵を入れられ、
その某所も一方的に実習生の話だけを信じて、
実習生の身勝手な思いを増長させていきました。


結果、受け入れ職種と厳密には違う仕事を強制的にさせられていたと騒ぎ、
やれ帰国だの、やれ転籍だの、お役所の意見や実習生のワガママに振り回され、
結果数か月分の生活費や諸費用をすべて組合が負担し、
なんとか転籍させられ、事なきを得たとのことでした。



率直に申し上げて、こういうワガママ言いたい放題の実習生は、
どこに転籍させても、転籍先の受入企業が迷惑千万極まりないので、
本来は途中帰国にもっていきます。

しかしながら、新制度においては、途中帰国も上手に自己都合にもっていけねば、
組合の汚点になり、色んな面で悪影響を及ぼすことが考えられます。

某所の駆け込み寺も、いたずらに騒ぎ立て、
無責任な発言も、風評被害は免れません。


どれだけ頭にきても、
どんなにモンスターであったとしても、
覆水盆に返らずとして、無難に対処する以外、
監理団体側には選択肢はありません。


こういうトラブルは、おそらく受け入れ実績がある組合ほど、
よっく共感いただけることと思います。


ビジネスでいうならば、1年目も途中なんて時期にこんなトラブルを抱えるようであれば、
赤字どころの騒ぎではありません。



そして、こんな実習生が多い場合、
実習制度事業そのものが立ち行きません。


原因は、グレー職種での受け入れは、やはりこういうリスクがあるということ。
また、実習生の人柄など、モンスター気質のある子は、
絶対採用しないということ。
さらには、来日後も、色んな気遣いをしながら、
監理団体としても実習生一人一人をちゃんとグリップし、
信頼関係を築くこと。

今回あえて登場していませんが、受入企業側も同様です。


特に、入口の時点で、誰でもよい、お任せ、なんて選び方であれば、
こういうリスクは飛躍的に高くなります。


監理団体もこういった視点で選抜ができないと、
前述のとおり事業が成立しません。

どんな送り出し機関と提携するかにもよりますし、
どんな送り出し機関でも、日本側で定期的なチェックや教育を施し続けねば、
こういったトラブルは減らすことができないことでしょう。



人手不足だから、技能実習生の受け入れ事業が儲かるのでは。
人手不足だから、組合に任せて人手を確保できれば。

そんな安易なきっかけから、実習生の受け入れに舵を切りますが、
舵を切った後は、少しずつでも、こういう現実を直視し、
監理団体も受入企業も当事者意識をもって取り組まねばならないと思います。


こんな時代ですので、監理団体職員の新人さんも増えていることと思います。

ぜひご参考にしていただければと思います。

それでも、人間、自身で経験してみなくては、
痛いということが、身にしみてわからないことと思いますが。







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