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監理費の違い、差について組合にかかるコストから考えてみました [組合などの監理団体について]

実際の平均?的なところは誰にもわからないかもしれませんが、、、

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ふと思い立ち、振り返って所感を述べてみます。

受入企業からいただく監理費(管理費)について。
2万代とか、5万強とかはレアケースとして横に置いておいて、
3万と4万の違いについて、
思いつくところを書いてみます。


まず、数字の確認です。

以下、一人頭の計算です。

3万=1年36万×3年=108万円
4万=同48万×3年=144万円

この差は、36万円の違いです。


次に、組合側にかかりそうなコストについて。

担当職員の月給が25万円+事務員さん18万円=43万円
*社会保険など含めれば、組合側のコスト負担は約50万円

これがお申し込みの相談から入国までなんやかやで、
3カ月+6カ月とすれば、=約50万×8カ月=400万円

そのうち、テキトー計算ですが、
10%=40万+総額15万ほどの選考会費=55万が
実際に実習生の入国に至るまでに組合側が
前もって負担しているコストとします。
(電話代、国内移動費、数々の書類代などは込みとして)

入国後、
1年目は月例訪問=約3万円として×12カ月=36万
入国から講習までは別経費で頂いてるから外すとしても、
配属時の入口がイチバン肝心な手配様々、
訪問経費、電話代、
技能検定対策、を入れて慣らしたとしても約40万

2年目、3年目は、3カ月に一度の監査訪問を基準に、
約1万円×24ヶ月=24万円としましょう。

55万、36万、24万と合計して約120万。
粗利益は、監理費4万でみて3年かけて24万、
44ヶ月で割れば一ヶ月約5千円、一人頭。


もちろん、1名だけの受入はほどんどなく、
2名ないし複数名の受入ですので、
コストも120万×人数分とまではならないです。

さらに、2期生、3期生と次につながっていく可能性もあり、
もう少し利益は出ることでしょう。


しかし、


特に受入が初めてのところや、
トラブルばかり起こす実習生が多い場合、
月に一度や二度の訪問で終わるはずもなく、
中小企業によっては、ややこしい給与計算ができず、
賃金不払いによる罰則などを避けるためにも、
監理団体に給与計算をほぼ投げている先もあるほど。

受入企業によっては、
自社の雇用であるにもかかわらず、
派遣社員かのような、
人として見ずに単なる機能としてしか見ていないところもあり、
特に大手?いわゆる何十人も受け入れている先では、
一人一人の社内での管理もままならない場合もあり、

結果、途中帰国などのリスクを考えてみても、
儲けなんてロクに出ない。
いや、そもそも利益を出してはいけない制度ですから、
当然ですが(苦笑)、せめて頑張っている職員さんや事務員さんの
昇給なども考えられねば、頑張る意味もない。
頑張り続けられない。


もしかすると、
3万じゃあ、入国後の3年間の監理をおざなりに
しなきゃ利益原資なんて生まれるはずもない。
給与も増えないのに、5社、10社、15社なんて担当先が増えていくんじゃ、
ボランティアとしてしか動けない。
*最低限しか労力をかけないとしても、
 ルーティンで気を配らねばならないことが盛沢山すぎます。

それこそ、組合にしても、
送り出しからのバックマージンなどの裏金でもなきゃ、
ベンツなんて乗れるワケない。
もしくは、ええわええわで、ろくずっぽ労力をかけないことでしか、
組合運営の計算は合わない。

まともに頑張って取り組もうと新規参入組はいつの時代もいますが、
毎月100人を超えて、やっと50万、
200人で100万が出るのかどうか。


しかしながら、
お客である受入企業側にしてみれば、
当然ながら、そんなことはそちらの事情として、
4万よりも3万の方が良いに決まっています。

特にこれから受け入れを始める企業側では、
酸いも甘いも想像すらつかないでしょうから、
自社にかかる費用については、
大きな決断ポイントです。


ですが、前述するような視点を考慮するとしたならば、
むしろ、3万か4万かどうかの違いは、本質的には、
大きな問題ではありません。


監理費以前に、その組合がきちんと回っているのかどうか。

ちなみに、小規模の監理団体でも本業を別にして
当該制度事業を回している先もあるので、
中身はそれぞれ聞いてみないとわかりません。

むしろ、トップの考え方、今までの経緯、
そして、担当する職員の人柄や責任感、
監理団体として求められる、
目に見えない仕事がちゃんとでき続けるのかどうか。

それらを踏まえた上での3万か4万か。

それだけ支払うに値する信頼があるかどうか。
また、育めそうかどうか。


なんとなく想像つくと思いますけど、
だから前々から取り組んでいるところに、
実質的な既得権が生まれてしまうこともあります。

まぁ、それだけ長年頑張ってきたからこそ、
先々に投資してきたからこそ、
今があるといっても過言ではありませんが、

監理団体の経営者によっては、
あぐらをかき、何のブラッシュアップにも励まず
既得権益に居座り続け、
老害となっている方もチラホラ小耳にはさみます。


なかなかわかりにくい方も少なからずと思いますが、
特にこの制度事業においては、
色んな意味で3万ないし4万というコストの意味を、
判断せねばならないため、
それこそきちんと説明できる営業力が、
担当職員には求められていることと思います。

受入企業側の方にとっては、
多少なりともご理解と最適ルートの選択の一助となれば幸いです。


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